陽春の頃、樹齢400年とも言われる古木と、樹齢100年の若木が枝を広げ、地に着かんばかり咲き誇る姿はあでやかで「吉田のしだれ桜」と多くの人に愛されています。
天正8年から慶長4年(1580~1599)に、この地に幽閉されていた公卿 中院通勝を慰めようと、歌の師でもあった細川幽斎が、京都吉田山から桜を移し植えて、この地に吉田と名づけたのではないかと言われています。
この縁で、平成16年、吉田山大元宮の穂木が接がれ、成功したものです。もう一本は三代目として境内に植えられ、可憐な花を咲かせるようになりました。
昭和50年(1977)には「古木と若木が織りなす開花期の景観のすばらしさ」により、舞鶴市指定文化財・舞鶴市指定天然記念物となっています。
満開の頃にはライトアップもされます。
スポット名 | 吉田のしだれ桜(瑠璃寺) |
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住所 | 〒624-0943 京都府舞鶴市吉田170 |
駐車場 | 桜シーズンには駐車場が開設されます 40~50台 有料(「環境保全協力金」として) 普通車:300円 バス:2,000円 |