舞鶴に残る
海軍の料理教科書

舞鶴に残る海軍の料理教科書

海軍は、調理担当の隊員の育成を目的に、数種類の「海軍の料理教科書」を編さんしました。その中から、特に舞鶴に所縁の深い3冊を、現在WEB上で公開しています。※下記よりダウンロードできます。

海軍割烹術参考書(明治41年:1908年)

舞鶴市内にある海上自衛隊 第4術科学校が所蔵する「海軍の料理教科書」の中で、日本で唯一、同校に原本が現存するものです。海軍グルメを代表する「カレー」をはじめ、「ビーフシチュー」「チキンライス」などの洋食や、「プリン」「ワッフル」「アイスクリーム」などの洋菓子の材料と手順が記載されています。

海軍四等主計兵厨業教科書(大正7年:1918年)

イギリス海軍が長期航海による船員の「壊血病」の発症を防ぐために製造し、海軍に伝わった「レモネード」と呼ばれた炭酸レモン飲料や「海軍ホットウヰスキー」のレシピが記載されています。

海軍四等主計兵厨業教科書ダウンロード

海軍厨業管理教科書(昭和13年:1938年)

昭和13(1938)年に発行され、家庭料理の人気メニューの1つにあげられる「肉じゃが」のルーツといわれる「甘煮」のレシピが記載されています。

海軍厨業管理教科書ダウンロード